創業者 鈴木エドワード (1947.9.18 – 2019.9.15)
私は1977年に鈴木エドワード建築設計事務所を設立しました。ハーバード大学大学院を卒業し、バックミンスター・フラー氏や丹下健三氏のもとで学び、実務を経験した後のことでした。
建築とスポーツと物理学が大好きです。
物理は万物の理（ことわり）、生きとし生けるものはこの理の中にいます。物理は自然学にその源があります。
自然は偉大です。そしてその自然を私たち人類は守り次の世代につなげていく義務があると強く思っています。
その自然に敬意をはらった建築をしていきたいと願ってきました。
サスティナビリティは私自身の生きるテーマでもあります。
万物の理は人間の介入に左右されません。一方で建築設計は、人間が介入して人が生きる幸福を高める役割だと思っています。
人のしあわせにつながる環境や建築設計の仕事について35年、私自身が幸せを感じる日々を送り、そしてそのすべてのことに感謝しています。
振り返ってみれば、幼い頃、アメリカ車ディーラーだった両親の車に乗って代官山や青山の街並み、家々を眺め、すてきだなぁと思っていたことが、今日の仕事につながっているように思います。
ひとり遊びのなかで、アメリカ大統領になってホワイトハウスを設計したりしていました。
丹下事務所を退職し、最初は3坪の事務所からスタート。日本社会を理解できずに思うようにならないこともたくさんありました。
「人の幸せは小さな感動の積み重ね」、日々見過ごしてしまうような些細な喜びやたのしみなできごとをあらためてきちんととらえて、少しでもたくさんの感動を味わっていただけるような建築をつくろうと走り続けてきました。
個人住宅・集合住宅、駅舎、学校、公共施設、文化施設、店舗・商業施設など、幅広いジャンルの建築デザイン、設計に携わることができました。
「お願いしてよかった」、「おかげでみんなが幸せ」、「ライフスタイルがポジティブに変わった」、「駅に行くたびにしあわせ」、「人がたくさん集まる家になった」、「早起きして出掛ける前、なるべくゆっくり家で過ごしたい」……
うれしいことばに日々励まされます。
人間として建築家としてできることを考え抜き、カタチにしていくこと。
見えるカタチはみえない大切なコトをつくること。
すべては建築を通してお客様に幸せを届けるために。
これからもずっと新たな建築空間の可能性を探求し歩んでいきます。
フルブライト奨学金でハーバード大学に通いながら、優れた未来派の建築家であるバックミンスター・フラーと一緒に仕事をしました。おそらくそれが理由で、彼は自称「生命研究家」、つまり原子・環境・哲学・形而上学の構造を真剣に考える人だと公言しているのでしょう。エドワードの大胆でありながら有機的な設計は、東洋と西洋の影響を受けて描かれており、遠くはケニアや中国の様式を具体化してきています。
また、『EDDi-Pod』という、緊急時に一日で組み立てることができるような住居空間も考案しました。彼の作品は、日米で10以上の著名な賞を受賞しており、自ら設計した『下鴨の家』、そして『もみじの家』で、シカゴ・アテネウム・建築とデザインミュージアム「2011グリーングッドデザイン賞」を受賞しました。また、2014年に開校したユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの設計を担当しました。
| 出生 | 1947.9.18 | 埼玉県狭山市 |
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| 学歴 | 1966 – 71 | ノートルダム大学 建築学士 |
| 1973 – 75 | ハーバード大学大学院 アーバンデザイン建築学修士 （授業半分をMIT-マサチューセッツ工科大学-で受ける） |
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| 奨学金 | 1966 – 71 | フォード スカラーシップ |
| 1973 – 74 | フルブライト フェローシップ | |
| 経歴 | 1974 | バックミンスター・フラー＆サダオ ／ イサム・ノグチ ファウンテン＆プラザ |
| 1975 – 76 | 丹下健三・都市・建築設計研究所 | |
| 1977 | 鈴木エドワード建築設計事務所設立 | |
| 1985 | ハワイ・アイアンマン・鉄人レース完走 | |
| 1995 | 客員教授 ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン, 米国 客員クリティック GSD, ハーバード大学 |
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| 2002 | テンセグリティとしての原子：電子軌道幾何学的特性による原子構造のモデル Part1を発表 | |
| 2002 – 2012 | リフォーム＆リニューアル建築再生展委員、及び設計アイデアコンテスト審査委員長 | |
| 2007 | テンセグリティとしての原子：電子軌道幾何学的特性による原子構造のモデル Part2を発表 | |
| 2008 | UWC ISAK Japan(ユナイテッド・ワールド・カレッジ ISAKジャパン) ファウンダー | |
| 2008 – 2013 | UWC ISAK Japan(ユナイテッド・ワールド・カレッジ ISAKジャパン) 理事 | |
| 2008 – 2009 | アウディ・ブランド・アンバサダー | |
| 2009 | TED x Tokyo 2009 「GOoD DESIGN」 | |
| 2010 – | 財団法人石橋財団 評議員 | |
| 2010 – | ノートルダム大学「アジア・スタディズ・アドバイザリーボード」 メンバー | |
| 2012 | TED@Tokyo 2012 Worldwide Talent Search 「an Architect’s Exploration of Atomic Structure」 | |
| 2012 | TEDxTokyo 2012 「an Architect’s Exploration of Atomic Structure」 | |
| 2013 – | シンクタンク・ソフィアバンク（代表 田坂広志）パートナー UWC ISAK Japan(ユナイテッド・ワールド・カレッジ ISAKジャパン アドバイザー |
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| 2014 – | 「地球幸福憲章ネットワーク」共同代表 広島県大崎上島「HAPPY シマす OK ISLAND プロジェクト」指導者 |
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| 2015 – | FC今治アドバイザリーボードメンバー | |
| 2017 | 「特別天才賞」受賞 第31回世界天才会議 |
